天鼓雷音は、真言宗豊山派越後仏教青年会会員の僧侶で結成された和太鼓集団です。平成21年に結成されてから、寺院での行事や福祉施設での慰問公演など各所で和太鼓演奏を続けています。

 僧侶と和太鼓という組み合わせを珍しいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。天鼓雷音の演奏において最も大事にしていることは、僧侶としてお衣とお袈裟を身に纏い、聴衆の皆さまのお願い事や、僧侶自身の様々な祈りを、和太鼓の音に乗せて仏さまにお届けすることです。

 私たちの和太鼓演奏は、仏さまの教えを伝え広めるための布教活動の一つです。演奏だけではなく、曲に込められた意味を伝えられるよう、法話も曲の合間に交えながら演奏いたします。

 世界を舞台に活躍する和太鼓ソリスト、林英哲氏が結成した「英哲風雲の会」のメンバーで、ドイツを拠点に各国で和太鼓演奏の魅力を伝えている、Taiko-ist TAKUYAこと谷口卓也氏に和太鼓の指導を仰ぎ、日々和太鼓の腕を磨いています。

 演奏曲は、林英哲氏作曲の『六大響』『千の海響』や、谷口卓也氏作曲の『篠突く雨』、天鼓雷音メンバーで作曲した『轟世万雷』などの楽曲が中心です。

 和太鼓演奏のご依頼は、御寺院や福祉施設に限りません。結婚披露宴や同窓会、各種イベントでの演奏など幅広いご依頼にも対応させていただいております。

 勇壮な和太鼓の響きを祈りと共にお届け致します。ご興味をお持ちの方は、お気兼ね無く越後仏教青年会事務局までご連絡ください。